【Python3】入力した数字を元に計算させる方法2【int】

前回はprint()とinput()を使用し、入力した数字を元に計算させようとした。
しかし入力した数字が数値ではなく文字列として認識されていたため、意図した結果を得られなかった。

今回はinput()で入力した数字を数値として認識させ、きちんと計算できるようにする。

前回の記事

何となくPythonの勉強を始めた。プログラミング自体ほぼ初心者なのでわからないことが多く、あちこちのサイトを見ながら試行錯誤している。 そ...




使用する関数

・int()

丸括弧()内に入れた数字を整数型に変換する。
丸括弧()内にinput()を入れると、入力した数字が整数の数値になる。

<例>

a = int(input('数字を入力してください。:'))
type(a)

※type() は、丸括弧()内に入力されているデータの型を判別する関数。

<実行結果>

aに代入した2が文字列ではなく、int=整数型の数値として認識されている。

int()を使って前回のプログラムを修正

<修正前プログラム>

a = input('1つ目の数字を入力してください。:')
b = input('2つ目の数字を入力してください。:')
print(a + b)
print(a * b)

<修正前実行結果>

<修正後プログラム>

a = int(input('1つ目の数字を入力してください。:'))
b = int(input('2つ目の数字を入力してください。:'))
print(a + b)
print(a * b)

<修正後実行結果>

print(a + b)が5、print(a * b)が6と、きちんと計算されるようになった。

続き

前回はprint()とinput()とint()を使用し、入力した数字を元に単純な計算した。 今回はそれらを元に粗利額と粗利率を計算し、粗利...