Pioneer BDR-S07J (PureRead3+) をパーフェクトモードに設定、iTunesでCDを取り込むと、うまく読み取れなかった場合でも気付きにくい。
音楽CD読み取り中、傷や汚れによってCD固有のエラー訂正システム(CIRC)でも補正しきれないリードエラーが発生した場合、設定変更を行い、リトライして再度読み取りを行います。一定回数行って読み取り不可能と判断した場合、リードエラーを返し読み取り動作を停止します。
引用 : Pioneer BD Drive Utility
Pioneer BD Drive Utilityに上記説明書きがあったので、エラーメッセージが出る、あるいはリッピングが完了しないなど、失敗したことを容易に認識できるものと思っていた。実際はエラーメッセージが表示されず、また、下の1枚目の画像のように緑のチェックが入り、リッピングが正常に完了しているように見える状態。ところがCDとライブラリの曲の長さを見比べてみると、取り込みに失敗していることがわかる。ミュージックライブラリ(2枚目の画像)で表示される曲の長さが、CDのものより短い。
要は「 CD固有のエラー訂正システム(CIRC)でも補正しきれないリードエラー」が発生する前までしか取り込めていない。ちなみにiTunesの設定で「オーディオCDの読み込み時にエラー訂正を使用する」にチェックしようがしまいが、この結果は変わらない。Pioneer BD Drive Utilityの説明通り、エラー発生時にドライブがCDの読み取りを停止する(エラーが発生するまでに読み取れたデータだけiTunesに行く)ため。
曲の長さを比較して読み取り失敗に気づいた後、CD記録面の汚れを落とし、読み取りを何度も試行しているとうまくいく場合もある。しかし、どうしてもうまくいかなければ別のCDを用いる、あるいはパーフェクトモードを諦め、マスターモードや標準モードに切り替えることになる。