既に各所で報道されている通り、2018年4月2日付のIntel MICROCODE REVISION GUIDANCE で、Core 2やCore i 第1世代向けSpectre対応パッチの開発停止(Production Status : Stopped)が確定した。
CPUの脆弱性問題(Meltdown/Spectre)が公になった時、Production StatusがPlanningとなっていたため期待して待っていたのだが、残念な結果となってしまった。まあ10年も前の製品だし、仮にIntelが開発したとしても、マザーボードメーカー各社がそれをユーザーに提供するかどうかもわからないので、こうなってしまったのも仕方がないことだと思う。
しかしQ9450の載ってるサードマシンはまだ現役なので、このまま廃棄するのはさすがにもったいない。このQ9450マシンの主な用途は、年末にはがきデザインキットを使って年賀状作成&印刷。というかこれ以外にやっているのは、OSとカスペルスキーのアップデートくらい。脆弱性を抱えた端末で個人情報を管理するのはさすがに問題があるので、年賀状作成&印刷については他の端末でやることにする。
いや、これを機に年賀状をやめてしまっても良いかもしれない。むしろやめたい。
いずれにせよ、Q9450マシンでやるのはOSとカスペルスキーのアップデートだけになるのだが、それならやっぱり廃棄が妥当という判断になる。しかしそうはいっても、10年間使ってきたかつてのメインマシンを手放すのは惜しい。自分にとって初めてのクアッドコアだったこともあり、思い入れもある。
そういえば2007年か2008年頃、AMDはPhenomを真のクアッドコアとして宣伝し、Core 2 Quadはクアッドコアじゃないくらいの感じだったな。あながち間違いではないのだけれど、だからといってPhenomが大ヒットしたわけでもなかった。その後AMDはトライコア(3コア)の微妙な製品を出したりしてたっけ…
話をQ9450マシンに戻すが、私としては手放したくない。が、すぐに何か使い道があるわけでもない。妻に話したら間違いなく廃棄しろと言われるだろう。普段私が妻に物を減らせ物を減らせと何度も言っているので。。。
また、妻もMeltdown/Spectre問題のことを知っているので、こちらから言わなくてもいずれ何か言ってくると思われる。それまでに何か別の用途を考えて、Q9450マシンを家に置いておけるようにしておこう。