BUFFALO簡易NAS(ルーター)でXFSフォーマットする方法

WXR-1900DHP3(WXR-1901DHP3)の簡易NASでXFSを使用したいのだが、BUFFALO(バッファロー)のホームページを探してもフォーマットに関する記述は

【注意】
接続するUSBハードディスクがNTFSフォーマットされている場合は利用できません。
前もってFATまたはXFSでフォーマットを実施してください。

引用:BUFFALO FAQ

しか見つけられず、Windows PCしかもっていない自分がどうやって前もってXFSフォーマットすればよいのか困惑。

最終的には(製品に添付されていない)マニュアルに、ルーターの管理メニューからフォーマットする方法が書いてあるのを発見。
備忘録としてこちらにも簡単な手順を記載。




手順

①USBストレージ(XFS、FATどちらでもOK)を接続した状態で、メインメニューから「USB ストレージ」をクリック。

②ストレージ名の右にある歯車アイコンをクリック。

③パーティションを選択。

※ディスクを選択するだけでは、下記④の「フォーマット」が表示されない

④「フォーマット」をクリック。

⑤プルダウンからフォーマット形式を選択。

※説明に使用した画像ではXFSのストレージを使用しているが、FATのものでも同様の手順でXFSフォーマットすることが可能。

まとめ

ルーターの管理メニューからXFSにもFATにもフォーマットできる。

そのためXFSを使いたい場合でも、とりあえずPC上でFATフォーマットしておき、ルーター上で認識させれば、あとは上記手順でOK。下記バッファロー製品についても同様の手順で対応可能。
WZR-600DHP3、WZR-900DHP2、WZR-S600DHP、WZR-S900DHP
WZR-1166DHP、WZR-1166DHP2
WZR-1750DHP、WZR-1750DHP2、WZR-S1750DHP
WXR-1750DHP、WXR-1750DHP2、WXR-1751DHP2
WXR-1900DHP、WXR-1900DHP2、WXR-1900DHP3

ルーターでフォーマットできることを知らず、ルーターに接続する前にXFSフォーマットしておかなければならないと思い込み、何とかしようと色々調べたり試行錯誤する。そんな無駄な時間を過ごす人が一人でも減れば本望。

LinuxでXFSフォーマットできるという情報を聞きかじり、Hyper-VでUbuntu環境を構築。そこでGPartedを使ってXFSフォーマットするという愚行に走る(しかも元々仮想環境に関する知識がないので何時間もかかった上、結局ルーターで不明なフォーマットとしか認識されなかった)自分のような人間はそうそういないと思うが…